【成功例付】応募が増えた求人広告のキャッチコピーとは

ャッチコピー とは 求人広告フリーランスの仕事術

※アフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、かおりです。

社会人の時は、朝から夜遅くまでデザインの仕事をしていました。
今はフリーランスとして活動しています。

 

悩む男性
悩む男性

求人広告を出したけど、応募が少なくて困っている。求人広告をつくる時、欲しい人材の応募がたくさん集まるキャッチコピーってどんな言葉がいいんだろう…。

こんな悩みをもつ、企業の人事担当の方や求人広告を担当するデザイナーの方もいるのではないでしょうか。

求人広告は掲載したら自然に人が集まって、欲しい人材が採用できるというわけではありません。
効果のある求人広告をつくるには、求職者の心にささるキャッチコピーが必要不可欠です。

キャッチコピーとは求人広告で最も大切といっても過言ではない言葉です。
人材を募集する際に、求職者の心を動かし応募への行動を後押しするメッセージでもあります。

私の場合はデザイナー経験が約6年間。
求人広告の会社でキャッチコピーを考えてきた経験があります。

本記事では求人広告の会社で働いていた時に、応募がたくさん集まりクライアントから喜ばれたキャッチコピーを事例にお伝えしていきます。

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応募が集まる求人広告のキャッチコピーとは【実例を紹介】

応募が増えた求人広告のキャッチコピーとは

”求める人材が価値を感じる内容”をキャッチコピーにすることで求職者の応募につながります。

理由は3つあります。

理由① 求職者は価値観を基準に仕事を選んでいる
理由② 働いている場面を想像させる
理由③ キャッチコピーの見せ方を工夫する

順番に解説していきます。

理由① 求職者は価値観を基準に仕事を選んでいる

求職者は自分の価値観に合う働き方、お金、職種を基準に仕事を探しています。
自分の条件の中で最も価値が高いと思っている内容は求職者の目にとまり心にささります。
心にささると行動につながります。つまり求人広告への応募につながります。

当時、私が担当した美容室の求人広告は約70人の応募がありました。
某会社の求人誌の広告で、過去に何度か広告を出した中で一番反響があったそうです。

その時のキャッチコピーはこちら。

「いちからの舞台づくり。あなたならどうしますか。」

美容室のオープニングスタッフを募集する求人広告で、一緒にお店をつくってくれる積極的な人材を求めていました。

いちからお店づくりに関われる”価値観をキャッチコピーに込めて伝えることで、新しいお店をつくっていく楽しさに価値を感じる人材とマッチングさせました。

理由② 働いている場面を想像させる

求職者は新しい職場の場合、分からないことが多くて不安を感じています。

どんな環境なのか。どんな人が働いているのか。残業はあるのか。
何件もの求人広告をみながら想像します。

結論、想像は想像でしかなく働いて初めて分かることです。
ですが、キャッチコピーであらかじめ働く姿を想像させてあげることはできます。

自分が働く姿をより具体的に想像できることは求職者にとって安心につながります。
安心することで応募につながります。

先ほどの美容院の広告を例に解説します。

企業が欲しい人材は、自分で積極的に考えて動くことができる人材です。

「いちからの舞台づくり。あなたならどうしますか。」

「あなたならどうしますか。」と求職者に投げかける。

具体的な問いかけを投げかけることでキャッチコピーをみた求職者は
“自分が美容室をいちからつくる場合どうするだろう?”
とより具体的にイメージすることができます。

上司から言われたことをこなす方がいい人は”自分で考えるのはめんどくさい”と感じて応募候補から外れるでしょう。

逆に、自分で考えて行動したい自主性がある人は”考えた意見がお店づくりに活かされるかもしれない!”と期待が生まれてやりがいを感じます。

結果、美容院が求める積極性がある人材とマッチングさせることができました。

理由③ キャッチコピーの見せ方を工夫する

デザイン性がある求人広告や写真付きの求人広告の場合は見せ方も重要です。
キャッチコピーの意味だけではなく、フォントやデザイン、掲載する写真によって企業のイメージが変わるからです。

求職者にとっては企業の雰囲気も大切な条件のひとつ。
キャッチコピーと企業イメージがマッチし、求職者が求める価値観とイメージがマッチすることで応募につながります。

当時、応募が多かった美容室の求人広告は誌面デザインがありました。
オープニングスタッフの募集で提供された写真は改装まもない未完成の店内写真が数点。

通常、求人広告に掲載する写真は完成された店内写真やイメージ図が多く私は頭を悩ましました。

“未完成の店内の写真どうやって使ったらいいんだろう?”

でも、この時気づいたのです!
未完成の店内写真が価値観をうち出したキャッチコピーとマッチすると。

そこでキャッチコピーの背景に未完成のシンプルな受付台の写真を使うことにしました。
いちからお店をつくっていくイメージが未完成の店舗写真が入ることでビジュアル化されたのです。

さらにキャッチコピーに使用したフォントにも気を配りました。
スタイリッシュで清潔感ある美容院のイメージに合うフォントを厳選して使いました。

文字の形からも企業の雰囲気を伝えることができます。

例えば..
丸くポップなフォントだと敷居が低く、どちらかというと軽い雰囲気。
角張っているゴシック体だときっちりとしていて、信頼できる雰囲気。

オシャレでスタイリッシュな美容院なのに、
キャッチコピーに使うフォント(文字の種類)が超ポップだと違和感しかないですよね。
文字のビジュアルもわりと重要です。

フォントを選ぶ時はまず何種類かの候補を出す。
候補のフォントを実際にデザインに組み込んで見比べる。
見比べることでベストなフォントを的確に選ぶことができますよ。

企業が求める人材の価値観をキャッチコピーで言語化する。
写真やキャッチコピーのフォントで企業のイメージをビジュアル化する。

この2つが組み合わさることで、より企業が求める人材にマッチする求職者の応募が集まります。

 

ここまで読んだ方は、もしかすると
「思いつく言葉がたくさんあってどれが求職者の心にささるのか分からない」
と思うかもです。

 

しかし、問題ありません。
言葉選びに迷ったり、キャッチコピーを1つに絞りたい時は自分を求職者だと仮定して一番心にささるものを選びましょう。

それが難しい場合はクライアントや周りの人に意見を聞いてみましょう。
自分1人で考えずに周りの意見を聞くことでベストなキャッチコピーが見つかります。

もういちどまとめると、
応募が集まる求人広告をつくる場合は、求める人材が”価値を感じる内容”を言語化してキャッチコピーにする。
さらに企業イメージに合う写真やフォントを使いビジュアルで伝えることで、より企業が求める人材にマッチした求職者が集まる。

求人広告で求める人材を集めたいと悩んでいる方のご参考になれば幸いです。

デザインの知識も学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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