
好きなことを仕事や趣味にして人生をもっと楽しみたい。でも好きなことが分からないの…。
こういった疑問に答えます。
私は昔、自分の好きなことが分からなくなった経験があります。
好きなことがない自分はダメだ。という思い込みがありました。
自問自答し続けた結果、今は好きなことを仕事にしています。
本記事では好きなことの見つけ方を解説していきます。
好きなことを見つけるための準備【思い込みをチェック】
自分の思考や思い込みが好きなこと・やりたいことを見つけにくくしている原因になっていることがあります。
まずは今の自分の思考や思い込みをチェックしてみてください。
① 好きなことは変わらないと思っていないか?
「好きなことはずっと変わらないはずだ」と思っていませんか?
結論、好きなことは変わらないこともあるし変わることもあります。
私は好きなことはずっと永遠に変わらないという思い込みがありました。
逆にいうと、ずっと好きの気持ちが続かないものは本当に好きなこととは言えない。
と謎に信じていたのです。
せっかく「好き!」と心が動いても「これは違う」と思考でかき消す。
今思うと人生を楽しむための選択肢を自ら狭くしていました。
“子どもの頃、ジャニーズが大好きだったのに今は全く興味なし”
そんなものです。
今感じてる「好き」にフォーカスしてみましょう。
② 好きなことは1つだと思っていないか?
「1つでも自分が好き!といえることを見つけないと」
好きなことをひとつに絞って考えていませんか?
結論、好きなことはいくつあっても問題なしです。
あれもこれも好きだし。私は欲張りだ。
それでいいのです。
1つに執着する理由なんてありません。
私が副業でハンドメイドアクセサリーを始めたときは、好きがきっかけでした。
モノづくりが好きで始めて、周りにも好きを仕事にしているフリーランスの方や職人さんの知り合いが増えていきました。
“好きなことや、やりたいことは1つにしぼって続けるべき”
という思考になりました。
結果、好奇心旺盛でいろんなことにチャレンジする自分は中途半端でカッコ悪い。
1つの好きなことを続けられない自分が情けない…と自己嫌悪ループに。
40年たった今、自分を大切にするようになりました。
自分と向き合ったことで他人軸から抜け出して、いろんなことにチャレンジするのは自分らしいと思えるようになった。
気質ってとっても素敵な個性です。
好きは1つでもたくさんあってもいいんです。
③ 熱中できることだけが好きなことだと思っていないか?
「あの人は好きなことに熱中できている。でも私はあんなに熱中できない。これは好きではないのかもしれない」
人と比べている方は注意です。
他人軸で自分の好きを判断するのは辞めて、自分軸で好きを判断しましょう。
一瞬だけ感じる「好き」も、仕事や趣味になるくらい熱中するくらいの「好き」も好きな気持ちは同じです。好きの度合いもさまざま。
・料理をつくっている時が好き。
・このアートが好き。
小さな好きに気づくことで、のちに熱中する好きに繋がっていく可能性があります。
私がハンドメイドアクセサリーを仕事にできたのも小さな「好き」を大切にして楽しんでいたからです。
ここまで読んだ方は、もしかすると「そうは言っても急に思い込みを変えられない」と思うかもです。
しかし、問題ありません。
まずは自分の思考や思い込みに気づくことが大切です。
焦らず心に余裕をもって好きなことへの視野を広げてみましょう。
好きなことの見つけ方3つ
好きなことを見つける3つの方法をお伝えします。
① 嫌いなことを知って好きを知る
好きなことを見つけるのが難しいときは、嫌いなことを見つけてみましょう。
例えば下記のような感じです。
・デスクワークが嫌い(座ってじっとしてる)
・汚い場所が嫌い
嫌いなことって意外とすぐ見つかります。
嫌いなことを見つけたら、その逆を考えてみます。
・サービス業や営業(人と会って動く仕事)
・綺麗で清潔感ある場所
あまり深掘りして考えると迷路に入っていくので注意です。
嫌いの逆に気づくことで、好きに気づくことができます。
② 子どもの頃の夢を思い出す
子どものころに描いていた夢はありますか?
例えば小学生の卒業文集に書いた「将来の夢」。
もしあれば見返してみてください。
もしなければ家族に聞いてみてください。
そこにあなたの好きが隠されている可能性があります。
社会のしがらみや仕事の難しさなど余計や情報が入っていない頃の純粋な頃。
子どもの頃に感じた好きな気持ちは大人になって仕事や趣味につながっている場合も多いです。
プロ野球選手のイチローも小学生の作文に夢を書いていました。
“『ぼくの夢』 愛知県西春日井郡 とよなり小学校 6年2組 鈴木一郎
ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。”
大人になりたくさんの情報が入って埋もれてしまっていた好きなことが、子どもの頃の夢から見つかるかもしれません。
③ 時間を忘れて集中できることを探す
つい時間を忘れて集中してしまうことってないですか。
特に好きだと意識していなくても、なぜかのめりこむと時間を忘れてしまうこと。
時間を忘れるくらい集中できるということは、好きなことだと思うのです。
嫌いなことは集中さえ難しい。
例えばお金のためだけにするアルバイトとか…。(個人的な見方ですが)
早く時間が立たないかなぁ〜と1分さえ長く感じます。
私の場合は、最近でいうとブログを書いている時に時間を忘れます。
気づくと夜になっていることが当たり前。
文章力はさておき、ブログを自分のペースで集中して書いていることが気持ちいいという感じです。
時間を忘れて気持ちよく続けられることは好きなことではないでしょうか。
まとめ
「好きなことが見つからない」とないことにフォーカスして探すよりも、「好きなことはもうある」とあることにフォーカスして探してみると意外と簡単に見つかったりします。
好きなことが分からない場合は今の思考や思い込みをチェックしてみましょう。
好きなことが見つからない原因に気づくことができるかもです。
小さな好きに気づけた方はその調子。
その好きな気持ちを大切に受け取りましょう。
焦らず自分のペースで大丈夫です。
好きという気持ちにアンテナをはっていると必ず見つかります。
つくる仕事が好きな方はこちらの記事も参考にどうぞ。
→未経験からグラフィックデザイナーなるには?仕事内容や働き方も解説
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