こんにちは、かおりです。
幼い頃から”つくること”が好きで仕事にしてきました。
今はオーダーメイドジュエリーの仕事をしていますが、グラフィックデザイナーの経験はキャリアアップにとても役立っています。
下記が実績です。
- 大学在学中にスクールに通いグラフィックデザインの基礎知識とスキルを学んだ。
- グラフィックデザイナーとして約6年間働いた。
- アルバイト、会社員、フリーランスの社会経験あり。
- 自社ブランドの販促物制作
- 制作実績/求人広告、新聞広告、ポスター、チラシ、広報誌や小冊子のページ、ロゴマーク、ノベルティ、メニュー表、WEBのデザインやバナー・アイコン、LINEスタンプ、動画制作など
はじめてのことに挑戦するときは、本当に自分にできるのか?と不安になりますよね。
結論、大丈夫です!
スキルと経験を積み上げていくことで自信がついていきます。
デザインの仕事をしたいけど、未経験からグラフィックデザイナーになるには何からはじめればいいか悩んでいる。グラフィックデザインには具体的にどんな仕事があるか知りたい。グラフィックデザイナーになるとどんな働き方の選択肢があるのか知りたい。
こういった疑問にお答えしていきます。
未経験からグラフィックデザイナーになる方法
未経験からグラフィックデザイナーになる方法を3つご紹介します。
その①:クリエイター系の大学や専門学校に通う
クリエイター系の大学や専門学校は美術・デザインの基礎知識からIllustratorやPhotoshopなどグラフィックデザインの仕事に必要なツールの使い方まで幅広く学ぶことができます。
2年~4年かけてじっくりと専門知識やソフトの使い方を学ぶことができ、実務に役立つ基礎能力が身につきます。他の生徒との交流から自分にはなかった発想や気づきがありアイディアの幅が広がります。
・2年~4年かけてデザインの基礎からじっくり学べる。
・デザインに必要なツールを実際に使いながら身につけることができる。
・学校の図書室や就職コーナーで企業からの求人票、会社資料、就職関連書籍を無料で閲覧できる。
・奨学金制度を利用できる。
・職業相談や職業紹介など就職支援が受けられる。
・先生や同じ目標をもつ生徒との交流が深まる。
・学割で購入できるものがある。
・場所と時間に縛られる。
・学費が多くかかる。
→多摩美術大学「グラフィックデザイン科」
→武蔵野美術大学「視覚伝達デザイン学科・基礎デザイン学科・デザイン情報学科」
→HAL東京「CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザインコース」
その②:オンラインスクールを受講する
オンラインスクールとはインターネット環境とパソコンがあれば「いつでも」「どこでも」「何度でも」希望する講座をオンライン上で学ぶことができます。
グラフィックデザインなど自分が希望する講座をピンポイントで絞って受講することができます。実務経験豊富な講師から仕事で必ず役立つllustratorやPhotoshopなどの効率的なツールの使い方や、グラフィクデザイン制作についてのノウハウを学べます。
・実務に特化したスキルを約3ヶ月~8ヶ月の短期間集中で習得できる。
・「いつでも」「どこでも」「何度でも」繰り返し受講することができる。
・学校や会社と両立できる。
・オンランで質問できるサポートがある。
・就職活動対策などの就職、転職に役立つサポート制度がある。
・24時間受付で申し込みが簡単。
・追加で別スキルも学ぶことができる。
・自分のペースで学習できるため向上心やモチベーションが低下するとスキルアップが遅くなる。
・リアルタイムに質問の回答を得られない場合がある。
→デジハリ・オンラインスクールk「グラフィックデザイン」
→ヒューマンアカデミー株式会社「クリエイティブ基礎編」
→テックキャンプ「デザイナー転職」
その③:独学
独学とは自分で書籍やYouTubeなどを見てIllustratorやPhotoshopなどデザインに必要なツールの使い方や制作方法について学びます。
知識としてはある程度身につきますが、打ち合わせの進め方や印刷会社への出稿方法など実務に必要なスキルを学ぶことが難しいです。
IllustratorやPhotoshopなどデザインに必要なツールを自分で購入してマイペースに学ぶことができます。
・自分にあった教材で学べる。
・学び方、場所、時間は自由。
・低予算で可能。
・実務に必要なスキルとズレる可能性がある。
・見た目にこだわりすぎて自己中心的なデザインになる可能性がある。
グラフィックデザイナーの仕事内容
グラフィックデザイナーの主な仕事内容を3つご紹介します。
その①:雑誌や新聞広告、チラシ、ポスター
雑誌や新聞に掲載されている広告や、企業やショップのチラシやポスターの印刷物をデザインします。情報を整理し、文字・写真・イラストを組み合わせてターゲット層に伝わりやすい見せ方を論理的に考えて制作していきます。Photoshopなどの画像処理ソフトで写真の色合い調整や加工を行い、Illustratorで印刷物のサイズに合わせて素材をレイアウトをしていきます。
ターゲット層の心に響く広告が多くの人に見られることで企業やショップの宣伝に繋がり、売り上げに貢献することができます。手掛けた広告に効果や反響があったときはとてもやりがいを感じることができます。
・企業やお店の販売促進に貢献できる。
・いつも読んでいる雑誌や新聞に掲載されたときは嬉しい。
・企業やお店によっては内容に修正が入りレイアウトの組み直しが発生する。
・印刷物が完成した後の修正がきかない。
その②:パッケージ、看板
パッケージとは食品や日用品などの包装・容器です。商品の特徴やコンセプトを視覚的に伝える重要な役割があり、使いやすさを考慮することも重要です。立体的な包装・容器が多いため組み立てた時の完成をイメージしながらデザインしていきます。看板は壁に配置したりショップ入り口に置くタイプなど配置場所や目的に合わせてデザインします。
「パケ買い」という言葉があるように魅力的なパッケージデザインが購入に繋がることがあリ、企業やお店の宣伝効果にもつながります。流通が多いパッケージを手掛けると日常生活の中で自分がデザインしたパッケージの商品を目にしたり、設置された看板を目にするとすごく嬉しいです。
・完成した商品は店舗やオンラインショップで販売され多くの人の目に留まる。
・パッケージデザインは商品の印象を決めるため売り上げに直結する。
・1度デザインすると長期間にわたって使われる可能性が高い。
・シリーズ化の受注が見込める
・パッケージは立体的なデザインや使いやすさを考えるため時間がかかる場合がある。
・パッケージは見た目がダサかったりコンセプトから外れていれば商品の魅力を下げてしまう。
その③:ロゴマーク
ロゴマークとは企業やブランドのイメージを図案、文字、色を使ってシンボルマークとして表現したデザインです。理念やサービスなど企業やブランドが伝えたいことを形に落とし込んで制作します。
企業やブランドの顔となる重要なデザインで、ロゴマークが決まると店舗や商品など自社に関係する全ての販促物に多用されます。デザインできる範囲が限られているからこその難しさがあり、デザインパターンを数十種類考えて提案する場合もあります。自分が時間をかけて手掛けたロゴマークで企業やブランドが活躍している様子を見るとすごく感動します。
・企業やブランドのイメージに直結する。
・店舗、ホームページ、商品、SNSなど多用される。
・個性のないロゴーマークだと他と同じように見えて埋もれてしまう。
グラフィックデザイナーの働き方
グラフィックデザイナーの働き方を簡単に3つご紹介します。
その①:会社員
会社員は企業と契約してお給料をもらいながら働きます。平日は基本的に出勤します。
企業に務めて働くと先輩や同僚と一緒に安定したお給料をもらいながら仕事をすることができます。
分からないことや、締め切りに間に合わない時にはサポートしてくれることが多いでしょう。
・福利厚生がありお給料が安定している。
・先輩から実務を通じて学ぶことができる。
・チームで仕事をすることができる。
・場所と時間に縛られる。(現在はリモートワーク対応の職場もあり)
・残業が発生する場合がある。
・副業禁止など会社のルールに違反した場合は罰則がある場合がある。
その②:パート・アルバイト
パート・アルバイトは企業と契約してお給料をもらいながら働きます。自分の都合にあった日数や時間帯で仕事ができるため正社員よりは労働時間が短い場合が多いです。
家庭やプライベートの時間も大事でき自分にあったライフワークバランスで仕事をすることができます。
正社員と同様に分からないことや、締め切りに間に合わない時にはサポートしてくれることが多いでしょう。
・社員から実務を通じて仕事が学べる。
・シフト時間内での作業量になる。
・プライベートや他の仕事との両立ができる。
・会社の業績悪化などが理由で就業の日数や時間が減る可能性がある。
・正社員より会社で学べる時間が少ない。
・遅刻など会社のルールに違反した場合は罰則がある場合がある。
→マイナビバイト|株式会社マイナビ
→タウンワーク|株式会社リクルート
→はたらいく|株式会社リクルート
その③:フリーランス
フリーランスとは特定の企業に属さず個人で企業から案件を受注し、案件が完了することでお金を得る働き方です。働く時間や場所など仕事のスタイルは自由に決めることができます。
請負った仕事は自分の実績となり収入に直結する成果主義の世界でもあります。
個人で仕事をするフリーランスが集まり1つのプロジェクトを行うこともできます。
・成果主義で働いた分は自分にかえってくる。
・仕事の時間や場所は自由に決めることができる。
・他業種との人脈が広がる。
・仕事が選べる。
・自己管理ができないと締め切りに間に合わなかったり、クライアントからの信頼が落ちる。
・収入が不安定。
・請求書発行や確定申告などのデザイン業務以外の仕事が発生する。
まとめ
グラフィックデザイナーは芸術的なアーティストとは異なります。
自分の感性をアピールするというよりはクライアントの情報を整理し、論理的に考え、デザインにおとしこんでまとめていく作業になります。
私の場合は、大学3年生の時にヒューマンアカデミーに通って基礎を身につけたあと、広告代理店でアルバイトしました。大学卒業後に求人広告代理店の制作部署やデザイン会社で正社員として働き、フリーランスになりました。
身につけたスキルはWEBデザインやSNSにも活かすことができますよ。
こうだからこう。という明確な正解がないだけに産みの苦しみがあります。
その分、クライアントに喜んでもらえたり売り上げに貢献できたときはとてもやりがいを感じるお仕事です。
あなたもぜひ、グラフィックデザイナーへの一歩を踏み出してみてくださいね!
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